苦難の道も寄り添って

生活を支え、支えられ

 幼い頃から、知的障がいを持った方と一緒に過ごす機会がありました。私は人見知りな性格のため、人と関わることが苦手でしたが、私が携わっていた方たちはいつも暖かく私を受け入れてくれました。そのような優しい人柄に触れ、自然と将来はそのような方たちの生活を支える仕事がしたいと思いました。そして福祉系の大学に進学し本格的に福祉の勉強をしていく中で、生活全般を支えられる入所型の施設に魅力を感じて、光明学園に就職しました。
 就職をしてみて、多くの時間を学園の利用者様と過ごすようになりました。楽しく笑いあえる日々を想像していましたが、人の生活を支えるということはそんなに簡単なことではありませんでした。その方の調子の良い時も悪い時も、楽しいときも辛いときも一緒に向き合わなければいけません。時には適切な支援ができず利用者様を怒らせてしまうこともあります。毎日、「どうしたら良かったのか」と支援について考え、反省する日々です。しかしそのような中で利用者様の笑顔を見れたときや、「ありがとう」と言ってもらえたときはとても大きな充実感に包まれます。どんな時でも寄り添っていき、さまざまなことを一緒に乗り越えていくことが、支援なのではないかと今は思っています。
 丁寧な対応と親切な心遣いを心掛けて、今後も利用者様の生活がより良いものとなるように努めていきます。

Challenge

チャレンジしていること

丁寧な対応と優しい言葉遣いを心掛けています。利用者様に何でも話しやすいと思ってもらえる支援員を目指していきます。

Message

就職活動中の学生へメッセージ

菊水光明会は、大きな法人ではありませんが、だからこそ、可能性に満ちていると私は考えています。将来法人が成長していく中で一緒に携わり、一緒に成長していける仲間を待っています。